皆さんは、マヨネーズは好きですか?
ぼくは大好きです!
マヨネーズ。
それは、ポテトサラダをつくったりから揚げを食べたりするときなど、料理に絶対欠かせない調味料。
何を隠そうぼくも筋金入りのマヨラーで、サラダはもちろん、から揚げやゆで卵を食べる時もどっさり使っています。
でも、そんな美味しいマヨネーズだからこそ、皆さんに知っておいて欲しいことがあります。
それは、
市販のマヨネーズは身体に悪い
とういうことです。
皆さんはスーパーでマヨネーズを購入する時にマヨネーズの原料まできちんと確認していますか?
実のところ、市販のマヨネーズは添加物だらけで健康に良くない商品も多いんです。
そんな添加物だらけのマヨネーズをわざわざ口にするのは、自分から病気になろうとするようなもの。
たまに食べるくらいなら構いませんが、健康に悪いものを定期的に食べ続ければ、身体に毒が蓄積していきますし、それが原因で体の抵抗力が弱まれば、コロナに感染した時に重症化するリスクを上げてしまう危険もあります。
実際、ぼくは体があまり強くないので、スーパーなど市販で販売されている添加物が沢山入ったマヨネーズをつかうと、お腹の調子が悪くなったり、頭がぼーっとしたりして、体調を崩してしまうことが多いです。
そのため、最近は自身の体調管理のため、マヨネーズの使用を控えていました。
でも、マヨネーズの使えない食事は何だか味気ない。
「それなら、添加物なしのマヨネーズを自分でつくればいいんじゃない?」
確かにその意見も一理あります。
ですが、それも面倒くさくて嫌なんですよ(爆)
平日は仕事が忙しいので、夕食の度にそんなもの作ってられませんし、手作りは失敗して美味しくないものができ上がる危険もあります。
……そんなわけで、ぼくは、大好きなマヨネーズがない生活を余儀なくされていました。
けれど、それじゃ、やっぱり物足りない。
マヨネーズがない食事なんて、何だか味気なさすぎます。。。
ぼくは、マヨネーズが食べたい!!
マヨネーズが大好きなんですよ!!!
ただでさえ仕事が忙しくてストレスが溜まる毎日。
せめて、ご飯くらいは好きなものをお腹いっぱい食べたい!!
じゃないと、余計に具合が悪くなっちゃいそうです。。。
だから、ぼくは理想のマヨネーズを探し始めました。
理想のマヨネーズ。
それは、たくさん使っても健康を損ねたりしない健康的なマヨネーズ。
からだにいいマヨネーズ。
安心安全、かつ美味しい無添加マヨネーズ。
そんなマヨネーズがあれば、ぼくたちは、美味しいものを食べながら、かつ、健康になれるはず!!
今回の記事では、身体に良い、安心して食べられるマヨネーズの選び方を紹介します。
また、ぼくが使ってみて良いと感じたマヨネーズの中から特におすすめのマヨネーズも5つ紹介します。
ぼくの息子は卵アレルギーなので、息子が使っている卵不使用の無添加マヨネーズもチョイスしてみました!
からだにいいマヨネーズの選び方なんていいから、手っ取り早く、おすすめのマヨネーズを知りたい人は以下のボタンをクリックしてください。
それ以外の人には、からだにいいマヨネーズの選び方から順に解説していきますので、少しだけお付き合い頂ければ幸いです。
この記事は、以下のことがあてはまる人たちにおすすめです。
・食べても体調が悪くならないマヨネーズを探している人
・小さいお子さんがいて、美味しい料理を食べさせてあげたいけれど、どんなマヨネーズを選べばいいか分からない人
・卵アレルギーで普通のマヨネーズが使えない人
・ヴィーガン(ビーガン)で卵の入ったマヨネーズが使えない人
それ以外の人たちも、ぜひ参考にして頂ければ嬉しいです。
では、早速、からだにいいマヨネーズの選び方から紹介していきましょうか!
健康で安全なマヨネーズの選び方
まず、健康に良い、安心して使えるマヨネーズの選び方について解説します。
そもそもの話になりますが、
マヨネーズって身体にいいものなんでしょうか??
ぼく自身は、マヨネーズは、美味しいけれど健康に悪いものというイメージがありました。
「マヨネーズって、添加物が入っているし、油分やカロリーが多いから、食べ過ぎると肥満の原因になるんじゃないの?」と。
現に、市販のマヨネーズも、カロリーハーフとか、コレステロールゼロとか言って宣伝して売っていますよね。
もちろん、添加物は取り過ぎれば体に悪いですし、カロリーやコレステロールの取り過ぎは肥満の原因になります。
ですが、カロリーやコレステロールの摂取を抑えれば肥満が防げるというわけでもありません。
なぜなら、太る原因は、実際のところ、カロリーの取り過ぎもありますが、食べ過ぎというだけではなく、他にも運動不足や遺伝的体質、食べ方の異常であったり、人工甘味料や添加物の摂取であったり、さまざまなものが考えられるからです。
また、本来、油はからだに必要なものです。
コレステロールについても、代謝に問題がない限りは、それほど神経質になる必要はありません。
ただし、油もコレステロールも、質には大いに気を配るべき。
どちらも、健康に良いものを取り入れましょう。
その理屈で考えれば、マヨネーズについても、原材料とその質についてよく考えて選ぶ必要があります。
では、どのマヨネーズがダメで、どのマヨネーズなら、からだに良いのでしょうか?
健康に良いマヨネーズを選ぶ時は、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?
からだにいいマヨネーズの条件とは
からだにいいマヨネーズを選ぶなら、以下の条件を満たすものを選びましょう。
【からだにいいマヨネーズの条件】
2、平飼いの鶏の卵を使っている
3、油の原材料と製法に注目する(植物性油脂に注意)
4、それ以外の原材料が体に有害でないこと
上の条件を見て分かるように、
健康に良いマヨネーズか、健康に悪いマヨネーズかは、どんな原材料が使われているかがポイントです。
それでは、まず、市販のマヨネーズに多く入っている添加物の紹介から始めましょうか。
1、保存料や化学調味料などの添加物が入っていない(無添加)
からだにいいマヨネーズを選ぶなら、保存料や化学調味料などの食品添加物が入っていないものを選ぶことはマストとなります!!
無添加であること。
それは、健康に良いマヨネーズ選びにおいて、とても大切なことです。
しかし、スーパーで簡単に手に入る多くのマヨネーズには添加物が使われています。
たとえば、マヨネーズの代名詞たるキューピーのマヨネーズは、どのような原材料が含まれているのでしょうか。
キューピーマヨネーズの原材料
出典:https://www.kewpie.co.jp/products/product/mayonnaise/mayonnaise/4901577042072/
キューピーマヨネーズの原材料には、以下のものが入っています。
【キューピーマヨネーズの原材料】
・卵黄
・醸造酢
・食塩
・香辛料/調味料(アミノ酸)
・香辛料抽出物
・(一部に卵・大豆・りんごを含む)
キューピーのマヨネーズの原材料の中で、食品添加物に該当するものは、調味料(アミノ酸)と香辛料抽出物。
まず、『アミノ酸』とは、具体的にどんなものなのでしょうか。
もしも、市販のマヨネーズの成分表に『調味料(アミノ酸)』と記載されていたなら、以下のものが含まれている可能性が高いです。
・DL- アラニン
・グリシン
L-グルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料は、接種すると健康に危険を及ぼすという研究データがあります。
2020年4月1日発行の『最新版 食品添加物ハンドブック』によれば、
L-グルタミン酸ナトリウムは、人間が一度に大量に摂取すると、顔面や首、腕にかけてのしびれ感や灼熱感、その他に動悸やめまい、全身のだるさといった症状が表れることがあると報告されています。
ただし、キューピーのマヨネーズの原材料である調味料(アミノ酸)は、どの添加物(調味料)が含まれているか、までは分かりません。
なぜなら、マヨネーズの外袋の裏側の成分表にも、キューピーマヨネーズ公式サイトにも、アミノ酸が何なのか、具体的な記載がないからです。
これについては、メーカー側の事情があります。
調味料のところで、グルタミン酸ナトリウムなどと書いてしまうと、消費者に「なんだ、化学調味料が入っているじゃないか」と嫌がられるかもしれませんよね。
とはいえ、一方的に市販のマヨネーズを有害視するつもりはありません。
化学調味料は、1世紀以上にわたって使用されてきたわけですから、その安全性は保証済みだ、と主張する研究データもあります。
実際のところ、化学調味料が安全なのか、それとも危険なのかについては、科学者の間でも、まだ、明確な結論が出ていないのです。
しかし、ぼくが市販のマヨネーズをおすすめすることはありません。
少なくても、ぼくは市販のマヨネーズを使うと高確率で、お腹を壊したり、身体が痒くなったり、頭がぼーっとしたりするからです。
もちろん、自分の子供にも食べさせません。
たとえ、添加物が入ったマヨネーズが危険であることを証明されていないとしても、何が入ってるか分からないマヨネーズをわざわざ食べる必要はないと思います。
ちなみに、アミノ酸の他にも、マヨネーズには以下の添加物が含まれることがあります。
B、たんぱく加水分解物
この2つが入っているマヨネーズも、健康を気にする人はなるべく避けた方が良いでしょう。
A、増粘剤(キサンタンガム)
増粘剤(キサンタンガム)は、水と結合すると粘性が出る食品添加物で、食品に粘性を持たせたいときに利用されています。
キサンタンガムの原料はトウモロコシなどで、それらのでんぷんを細菌で発酵させることでつくることができます。
キサンタンガムは、キャベツに含まれる成分であるため、危険性は少ないと考えられています。
ただし、トウモロコシを原料としてつくられたキサンタンガムの場合、遺伝子組み換えのトウモロコシを使っている可能性もあるので、遺伝子組み換えの食物を避けたい人は注意する必要があるでしょう。
ちなみに、キサンタンガムがマヨネーズに使われる場合、それは、カロリーオフのマヨネーズをつくるためだと考えて良いかと思います。
なぜなら、カロリーオフのマヨネーズは、増粘剤(キサンタンガム)でマヨネーズの体積を増やすことで、カロリーを半分にしているからです。
B、たんぱく加水分解物
たんぱく加水分解物は、加工食品にうま味やコクを加える化学調味料です。
たんぱく加水分解物は、原材料である大豆や小麦や魚や肉に、酵素や塩酸を使用することで生成します。たんぱく質を分解するとうま味の成分であるアミノ酸ができるので、これを、マヨネーズの調味料として利用しているのです。
ちなみに、たんぱく加水分解物は、タンパク質を分解してできたアミノ酸が主成分であり、一般的に安全性に問題はないとされています。
しかし、たんぱく加水分解物の原料となった食品についての記載はされていないので、原料の安全性まできちんと考える必要があります。
たとえば、たんぱく加水分解物の原料が小麦ならば、小麦アレルギーの人は避けた方が良いかもしれません。
大豆由来であれば、遺伝子組み換えの大豆を使っている可能性があるでしょう。
肉や魚だとしても、ホルモン剤や抗生物質に汚染された質の悪い肉を使用している可能性があります。このような場合、やはり、健康に良いとは言えないでしょう。
たんぱく加水分解物自体の危険性は低いとしても、原材料まで考えた場合、その安全性までは保障されません。
だから、たんぱく加水分解物の記載があるマヨネーズについても、手放しで安全と認めるのではなく十分に考慮した上で使うことが大切です。
キサンタンガムとたんぱく加水分解物の2つは、市販のマヨネーズ(特に、カロリーオフのマヨネーズ)に入っていることが多いので、それについては認識しておいてくださいね。
繰り返しますが、からだによいマヨネーズを選びたいなら、添加物が入っているマヨネーズは避けるようにしましょう。
添加物自体の毒性は低いとされていたとしても、その添加物の原材料によっては、アレルギー症状や体調不良を引き起こす原因となる危険もあります。
原材料がはっきりしない添加物はなるべく避ける、という方向性で食材を選んでいくと、自分の体に合う食材、合わない食材の特定も簡単になるのでおすすめです。
続いて、マヨネーズの卵の質についても注目してみましょうか。
からだにいいマヨネーズ選びは、良質な卵選びが必須となります。
2、平飼いの鶏の卵を使っている
もし、あなたが、からだにいいマヨネーズを選びたいと考えるなら、マヨネーズに使われている卵の質についても十分にこだわりましょう。
マヨネーズの原材料として用いられる卵は、
平飼いで自然交配できる環境で育った鶏卵
であることが望ましいです。
では、なぜ、平飼いの卵がからだに良いのでしょうか?
それについては、平飼いの卵と市販の卵を比較してみると、とても分かりやすいです。
平飼いとは
まず『平飼い』というのは、鶏を平たい地面で自由に運動できるようにして飼うことを意味します。
平飼いで育てた鶏は、狭い鶏舎のなかで育てられた鶏よりもストレスが少なく、また、自由に運動できるため、丈夫な体に育ちます。
そのため、平飼いで育てられた鶏は、免疫力が高く、病気にかかりにくいのが特徴です。
当り前の話ですが、かつて鶏が生きていたのは、広く豊かな自然の世界です。
最初から暗くて狭い鶏舎に閉じ込められていたわけではありません。
鶏たちは、人間たちが卵やお肉を効率良く手軽に手に入れる都合のために、捕らえられて鶏舎に閉じ込められたのです。
その意味では、鶏たちは、本来、平飼いにできる自由な環境で育てていくのが自然と言えるでしょう。
平飼いにされた鶏は、気の向くままに日光浴をしたり、羽を綺麗にするために砂浴びをしたりします。卵を産むときは狭い巣の中で身を潜めて産み、止まり木と呼ばれる木の上で休んだりもします。
自由な環境でのびのび育った平飼いの鶏の卵の味が、格段に良く、その上、栄養価も高いのは当然と言えるでしょう。
また、養鶏家の中でも鶏の平飼いにこだわる方は、鶏に与える餌についてもこだわっている人が多いです。鶏が食べる餌に、遺伝子組み換えやポストハーベストの飼料が使われていなければ、その鶏の生む卵はさらに健康的で、安全なものとなるでしょう。
平飼い、かつ有精卵なら更に体によくなるの?
有精卵とは、受精している卵。
つまり、有精卵は、温めてあげればヒヨコが生まれる可能性がある卵のことです。
その一方、無精卵は受精していないので、どんなに温めてもヒヨコが生まれることはありません。
では、ここで問題です。
有精卵と無精卵、どちらの卵の方が健康に良いのでしょうか?
さて。
どちらなんでしょうかね。
強いて言えば、有精卵の方がヒヨコになるため、栄養価が高いイメージがあります。
でも、違います。
それは、不正解です。
実は、有精卵と無精卵は、ほとんど栄養に違いはありません。
平飼い卵を販売している『つまんでご卵のあかね農場』や『藤野屋』のホームページで掲載されている記事によれば、有精卵と無精卵は、その栄養成分分析において、どちらの栄養素もほとんど違いがありません。
ただし、有精卵は無精卵よりも高価となります。
なぜなら、有精卵を採卵するには、平飼い、あるいは放し飼いでなければ難しいからです。
また、雄鶏も育てないといけない分、生産コストが余分にかかります。
そのため、有精卵と無精卵は栄養に違いはありませんが、有精卵の方が値段が高くなってしまうのです。
平飼いの卵と市販の卵との違い
つまり、平飼いの卵は、地面に放して飼われている鶏の卵。
一方、市販の卵は、ケージで飼われている鶏の卵。
私たちがスーパーで買っている卵の多くは、ケージ飼いの鶏の卵です。
ちなみに、2018年の時点で、日本の養鶏場の9割以上が、ケージ飼いの鶏から採卵しています。
しかし、最近は、平飼いの養鶏場も増えてきています。
もちろん、まだケージ飼いの養鶏場の数の方が圧倒的に多いのは、市販で売られている卵の多くが、平飼いの卵ではないことからもお分かりになると思いますが……。
もちろん、ケージ飼いにもメリットがあります。
ケージ飼いのメリットは、卵の生産効率が高いことです。
鶏舎いっぱいにケージを組み上げるため、少ないスペースで沢山の鶏を飼うことができます。
しかも、ケージには緩い坂がついており、鶏が卵を産んだ際、自動的にコロコロと転がって採卵ができる仕組みになっています。
ケージ飼いは非常に効率的に沢山の卵が得られるため、人件費や設備費を少なくできるメリットがあるのです。
ただし、ケージ飼いにはデメリットもあります。
それは、密集した環境で飼うため、鶏にとってストレスが大きく、運動不足となることです。
ケージの中で育つ鶏は抵抗力が低く、病気になりやすいため、抗生物質を配合した餌を食べて育てる必要があります。
しかし、抗生物質を使い過ぎると、その鶏からは抗生物質耐性菌が生まれることになり、これらの菌に人が感染した場合、抗生物質が効かないため、命に関わることもありうるのです。
ここで、平飼いとケージ飼いの違いを表にまとめてみました。
平飼い | ケージ飼い | |
飼育環境 | ・鶏が平たい地面で自由に運動できる ・自由に砂遊びができる |
・ケージに入れられているので、自由に運動できない |
日向ぼっこ | 日の当たる場所に自由に移動できる | ケージに閉じ込められているので日が当たる場所に行けない |
ストレス | 少ない | 大きい |
鶏の健康状態 | ・自由に運動でき、日光に当たれるので健康的 ・免疫力が高く、病気になりにくい |
・運動不足でストレスが大きいため、病気にかかりやすい |
抗生物質の投与 | 病気になりにくいのでほとんど使わない | 病気になりやすいので頻繁に投与される |
交尾 | オスとメスが一緒にいれば、交尾して有精卵を産む | メスのみが飼われており、無精卵を産む |
生産効率 | ・あまり良くない ・少量 |
・とても良い ・大量生産できる |
卵の値段 | ・ケージ飼いに比べて高め | ・とても安い (市販の卵の値段を参照してください) |
卵の栄養・質 | ・健康な鶏が生んだ卵であるため、栄養価が高い | ・平飼いに比べると、栄養価が低い ・抗生物質に耐性がある危険な病気を持っている可能性も |
表をご覧になって分かる通り、平飼いとケージ飼いを比較すると、卵の質は平飼いの方が断然良いです。
もちろん、すべての平飼いの卵の質が、ケージ飼いの卵の質より優れている、と言い切ることはできません。
しかし、少なくとも、同じ餌を使っている鶏なら、ケージよりも平飼いで飼っている鶏の方が健康的です。
よって、お値段は少しだけ高くなりますが、平飼いの卵の方がからだに良い卵である、と考えて良いでしょう。
そのため、マヨネーズについても、平飼いの卵を使っているマヨネーズを使うことを、ぼくはおすすめします。
3、マヨネーズに使われている油の原材料と製法に注目する(植物性油脂に注意!)
そして、マヨネーズに入っている油!
これが、すごく大事です!!
作り方にもよりますが、一般的なマヨネーズは、卵と酢と塩、そして油からつくられています。
さて。
かなりいろいろ説明してきたので、読み疲れてしまった人もいるかもしれませんね。
てっとり早く、からだにいい条件を満たすおすすめのマヨネーズを知りたい人は、やはり、以下のリンクをクリックしてみてください。
おすすめの無添加マヨネーズの一覧へ一気に飛びます!
では、お話を再開しますね。
すごく大事なことなので繰り返しますが、
からだにいいマヨネーズを求めるなら、原材料の油にも気を付けましょう。
油の良し悪しが分かっていれば、買い物に出たときに沢山のマヨネーズのなかから、安全なマヨネーズを迷うことなく選ぶことができます。
自分でマヨネーズをつくるときも、間違いのない油選びができるはずです。
では、マヨネーズに使われている油は、何を調べれば分かるのでしょうか?
ほぼ、どのマヨネーズも、原材料に植物性油脂という記載がありますよね。
皆さんは、植物性油脂、という言葉を聞いたとき、どんなイメージを持たれるでしょうか。
植物由来なのだから体にいいはず。
少なくとも、動物由来のものより健康な感じがする、とは思いませんか?
しかし、それは大きな間違いです。
植物性油脂だから安全で健康的、とは限りません。
安易に「植物性油脂なら大丈夫!」と思わず、植物性油脂の原料となる植物と、その質についても注目してみることが大切です。
この項目では、マヨネーズの原材料である油(植物性油脂)は、どのような点に注目すれば良いか、まとめてみました。
②、油の原料である植物は無農薬か、化学肥料は不使用か
③、油の製法は一番搾りか、低温圧搾か
それでは、順番に解説していきます。
①、遺伝子組み換え作物から取った油を使っていないか
マヨネーズの原材料の一つである植物性油脂は、大豆や菜種、とうもろこしなどが原料となります。
しかし、植物性油脂は、具体的に何の植物が使われているか記載していないものも多く、注意が必要です。
もし、あなたが、安全なマヨネーズを使いたいなら、『植物性油脂』とだけ記載されたマヨネーズを購入する前に一旦立ち止まって考えましょう。このような油は、もしかしたら、遺伝子組み換え作物からつくった油かもしれません。
そもそも、遺伝子組み換え作物自体は体にいいのか、悪いのか。
それはとても難しい問題です。
遺伝子組み換え作物の安全性については色々な意見がありますが、まず、国の見解はどうなっているのでしょうか。
結論から言えば、厚生労働省は遺伝子組み換え作物は安全である、としています。
(出典:厚生労働省医薬食品局安全部の『遺伝子組み換え食品の安全性について』)
しかし、その一方で、遺伝子組み換え作物を食べ続けたラットにガンや腫瘍ができた、というデータに裏付けされた主張もあります。
(出典:内海聡・くらもとえいる『まんがで簡単にわかる! 日本人だけが知らない汚染食品~医者が教える食卓のこわい真実』)
それだけではありません。
遺伝子組み換え作物には、危険な農薬が残留しているというデータもあります。
遺伝子組み換え作物の栽培に使われた毒性が強い農薬のせいで、子供たちのアレルギー症状や発達障害が増えている、という健康被害の声も上がっているんです。
(出典:天笠啓祐・食べもの文化編集部著『子どもに食べさせたくない遺伝子組み換え食品』)
遺伝子組み換え作物が安全なのか、それとも危険なのか、については、将来的に科学が答えを出してくれるのを待つ必要があります。
しかしながら、ぼくの見解は、やはり、食品添加物のときと同じです。
もし、口に入れないで済むのなら、やはり、得体の知れないものが入ったマヨネーズは控えるべきです。安全性が確認できないものは避けるに越したことはないでしょう。
以上のことから、マヨネーズ選びでは、植物性油脂に何が使われているのか原材料を調べ、その作物が遺伝子組み換え作物ではないことを確認してから買うのがおすすめです。
②、油の原料である植物は無農薬か、化学肥料は不使用か
先ほどの話の延長上にはなりますが、マヨネーズの植物性油脂の原料が、具体的にどんな作物かを知ることは大切です。
そして、その作物がどのような栽培方法で育てられたか、も注目しましょう。
たとえば、マヨネーズをつくるのに使われた油の原料が菜種(ナタネ)や大豆だとして、それらの栽培方法はどのようなものなのでしょうか。
農薬や化学肥料をたっぷり使って栽培されたのでしょうか。
それとも、無農薬かつ有機肥料を使って栽培されたのでしょうか。
マヨネーズのパッケージの裏側の成分表に、そこまで書いてないとしても、もし、遺伝子組み換え作物が使われている可能性があるならば、そのマヨネーズは避けるべきです。
繰り返しになりますが、遺伝子組み換え作物の場合、まだ、その安全性が確認できていないのと、その栽培にあたって毒性の強い農薬がたくさん使われている可能性が高いです。
厚生労働省の言う通り、遺伝子組み換え作物が安全だとしても、毒性が強い農薬が残留した作物でつくる油が、私たちの健康に良いはずがありませんよね。
また、有機栽培だから、その作物が安全だと一言で言い切ることはできません。
有機栽培なら無農薬である、というイメージをぼくたちは持っていますが、実は、有機栽培でも農薬を使うことはできます。
このようなこ理由から、食品の安全性を見極めるのはとても難しいのです。
安全な食品を食べたい場合、信頼できる良心的な業者のつくったものを選んで購入することが必要です。
そして、それは、マヨネーズ選びについても同じことが言えるでしょう。
③、油の製法は一番搾りか、低温圧搾か
油の製法についても、できるなら注目した方が良いでしょう。
というよりは、きちんとしたマヨネーズであれば、ほぼ例外なく、油の原材料から製法に至るまでこだわり抜いています。
理想の油の製法は、圧搾法(一番しぼり)です。
圧搾法は、さらに、
・高温圧搾法
の2つに分けられます。
圧搾法の種類 | 低温圧搾法 | 高温圧搾法 |
具体的なやり方・特徴 | ・熱を加えずに圧力をかけてオイルを搾り取る ・昔からの搾油法 |
・高温で加熱してオイルを搾り取る ・大量生産向け |
メリット | ・果実や種子が持つ栄養素やビタミンなどを壊さない ・風味があり、栄養価も高い |
・採油効率が良い 低温圧搾の倍以上の効率で搾油できる |
デメリット | ・搾油に時間がかかる ・採油効率が悪い |
・原料となる果実や種子の風味や栄養素やビタミンなどが壊れてしまう ・風味が失われ、栄養価も低くなる |
表を見れば一目瞭然ですが、マヨネーズは、低温圧搾法で搾り取られた油を使ったものが望ましいです。
ちなみに、圧搾法(一番しぼり)以外の植物油の搾油法には
B、抽出法(二番搾り)
C、圧抽法
の3つがあります。
それぞれの搾油法が、どのようなやり方で油を搾り取るかをまとめてみました。
搾油法 | 具体的なやり方・特徴 |
圧搾法 (一番しぼり) |
・原料に物理的に圧力をかけて、油をしぼり取る ・油分が多い菜種やコーンや紅花などに用いられる |
抽出法 (二番しぼり) |
・n-ヘキサンと呼ばれる溶剤を使って油を抽出する (抽出に使ったn-ヘキサンは蒸留によって除去される) ・油分が少ない大豆などに用いられる |
圧抽法 | ・圧搾法と抽出法の2つを併用した方法 最初に、圧搾法で原料中の大部分の油を搾油する。 その次に、圧搾法だけでは採れなかった油分をn-ヘキサンを使って抽出する |
繰り返しになりますが、この中で、圧搾法(一番しぼり)が、最も質が良い油を採ることができます。
【補足1】抽出法(二番しぼり)はからだに悪いの?
抽出法は、原料となる油を高温で熱し、n-ヘキサンを加えて油を搾り取る方法です。
抽出法では、油に含まれた不飽和脂肪酸が熱によってトランス脂肪酸へ変性してしまうことを認識しておきましょう。
また、n-ヘキサンは蒸留によって取り除かれますが、油に含まれるn-ヘキサンの残留量はゼロにはなりません。
そのため、抽出法で精製された油を食べた場合、n-ヘキサンも体に入ってしまうことになるので身体に良くないのです。
【補足2】マヨネーズに含まれるトランス脂肪酸の量は?
マヨネーズの原材料として使われている油には、トランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸は、肥満や肥満由来の生活習慣病になる可能性を上げ、ガンやうつ病、認知症、アレルギーなどの病気を誘発する恐れがあります。
くれぐれも、トランス脂肪酸が含まれている食品は食べ過ぎないように注意しましょう。
ただし、マヨネーズのトランス脂肪酸の含有量は、フライドポテトやマーガリン、ショートニングなどと比べれば少なめです。
そのため、マヨネーズに対して必要以上にビクビクするくらいなら、他の食材を徹底的に気をつけた方が賢明かもしれませんね。
食品名 | 100g中のトランス脂肪酸の含有量の平均 |
マーガリン | 7.0g |
ビスケット類 | 1.8g |
ショートニング | 13.6g |
コーン系スナック | 1.7g |
マヨネーズ | 1.2g |
出典:平成18年度(2016年度)の食品に含まれるトランス脂肪酸(内閣府食品安全委員会、食品健康影響評価)
マヨネーズのトランス脂肪酸については、過剰に摂取しければ、健康に影響はないかと思います。
4、それ以外の原材料が体に有害でないこと
マヨネーズ選びにおいて、体に悪い添加物が入っていないこと、卵や油の質が良いものであることが大切です。
ですが、それ以外の原材料も、同じように質の良いものであることが望ましいです。
使われている酢の原材料がポストハーベスト農薬(収穫後の農産物に使用う殺菌剤、防かび剤)の心配がないものであったり、使われている塩が化学的に精製された塩でなく、天然の塩を使っていることなども重要です。
コショウやニンニクなど、マヨネーズに使われる香辛料も同様です。
からだにいいマヨネーズを使いたいならば、最低でも、マヨネーズの主な原料である卵や油の質についてはこだわりましょう。
それと同じように、化学調味料や増粘剤のような添加物が含まれていないことも確認しましょう。
やっぱり、このようなマヨネーズをつくるには、手作りをするしかないのでしょうか。
自分でつくれば、材料を厳選して揃えることになるため、マヨネーズに添加物が入る心配はありません。
ですが、マヨネーズをつくるのって結構手間がかかります。
そんなこと、いちいちやっていられないよ、という人もいるはずです。
普段、パートや正社員としてお仕事をしながら子育てをしているお母さんなら、尚更だと思います。
でも、そんな人でも、からだにいい安全で美味しいマヨネーズを手に入れることはできるのでご安心ください!
その方法はカンタンです。
信頼できる業者からマヨネーズを買えばいいのです。
ただし、そういった良心的な業者のマヨネーズは、流通量が少なく、近所のスーパーなどで売っていないことも多いです。
なので、次の項目では、ぼくが実際に使ってみて、良いと感じたマヨネーズを紹介したいと思います。
安心・安全の無添加マヨネーズおすすめ
それでは、ぼくが見つけた安心・安全の無添加マヨネーズを紹介していきますね。
松田のマヨネーズの甘口と辛口(株式会社ななくさの郷)
松田のマヨネーズは、先ほど紹介した『からだにいいマヨネーズ』の条件をすべて満たしているマヨネーズです。
ぼく自身と家族は、主に、こちらのマヨネーズを愛用しています。
(息子だけは卵アレルギーがあるため、卵不使用マヨネーズを使ってます)
松田のマヨネーズの特徴としては、
・平飼いのこだわり卵を使用
・なたね油は圧搾法(一番しぼり)のものを使用
・他の原材料もこだわり抜かれたもの
といったところでしょうか。
味は、市販のマヨネーズよりも少し薄めで、マイルド。
体にとても優しい味です。
よく味わってみると、蜂蜜の香りがかすかにするのも素敵です♪
松田のマヨネーズは、からだにいいマヨネーズの代名詞的な存在だと思います。
マヨネーズは使いたいけれど、市販のマヨネーズは心配という人に、ぜひ、試してみてほしいです。
【松田のマヨネーズの詳細データ】
商品名 | 松田のマヨネーズ(甘口・辛口) |
原材料(卵) | ●平飼い ・自由に運動できる健康な鶏 ・雌と雄がいて有精卵を産める環境 |
原材料(油) | ●食用なたね油 ・遺伝子組み換えではない ・米澤製油の圧搾法(一番しぼり)を使用 ・製造工程で、ヘキサン、リン酸、シリコーンなどは不使用 ・国内製造 |
原材料(その他) | ●リンゴ酢 ・オーガニックりんごの果汁100%で造った酒を発酵させたもの●食塩 ・伊豆大島産の海塩『海の精』を使用。 ・昔ながらの伝統的な製塩法によってつくられた塩 ・天然のミネラルを豊富に含んでいる ●はちみつ ・100%蜂が集めたもの ・砂糖不使用●マスタード ・100%からし菜の種を粉末にしたもの ・甘口と辛口の違いはマスタードの量 ●コショウ ・オーガニックのホワイトペッパー ●ニンニク ●ショウガ |
添加物 | 無添加 |
内容量 | 500g |
賞味期限 | 購入時から半年ほど |
主な注意点 | ・卵アレルギーの人は食べられない ・大豆は入っていないが、大豆使用製品と同じ製造ラインを使用している ・はちみつ入りなので1歳未満の乳児は食べられない |
製造者 | 株式会社ななくさの郷 |
松田のマヨネーズは、なかなか市販で売っているのを見かけないマヨネーズです。
ぼく自身は、ドン・キホーテやマミーマートやベルクスや清水フードで売っているのを見たことがありません。
松田のマヨネーズを入手するなら、ネットか、オーガニック食品や健康食品の専門店を探しましょう。
余談ですが、甘口と辛口なら、ぼくは大人の辛口が好みです(笑)
甘口しか売っていないマヨネーズが多いなか、松田のマヨネーズは辛口も売っている点がさらに好感度アップですね♪
以下は、松田のマヨネーズをつくっている株式会社ななくさの郷の公式ホームページです。
(良い製品をつくっているので、更新頻度が少ないのと、サイトがSSL化されていないのがちょっと勿体ないですね……💦)
有精卵マヨネーズ(創健社)
株式会社創健社の有精卵マヨネーズもおすすめです。
こちらのマヨネーズは、健康食品専門店じゃなくても見かけた唯一のマヨネーズです。
ぼくの家の付近(埼玉県蓮田市)のマミーマートでも売っていたので、もしかしたら、他のスーパーでも売っているかもしれません。
創健社の有精卵マヨネーズは、アミノ酸などの調味料は使用していませんが、味としては、キューピーなどに近い味です。
市販のマヨネーズと味がそれほど変わらず、しかも、身体によいものを使っています。
有精卵マヨネーズは、健康のために調味料を変えようと考えている人に、まず、使ってみてほしいマヨネーズです。
もし、今までキューピーのマヨネーズを使っていたけれど、試しに無添加のマヨネーズに切り替えてみようかな、という人におすすめです。
有精卵マヨネーズから始めれば、スムーズに切り替えることができるでしょう。
【有精卵マヨネーズの詳細データ】
商品名 | 有精卵マヨネーズ |
原材料(卵) | ●平飼い ・鶏は、九州大分県久住高原の豊かな環境で生育 ・自由に運動できる健康な鶏 ・雌と雄がいて有精卵を産める環境 |
原材料(油) | ●なたね油とべに花油をブレンド ・なたね種子は、遺伝子組み換えではない ・なたね油は、オーストラリア産 ・べに花油は、アメリカまたはメキシコ産 |
原材料(その他) | ●醸造酢 ・りんご(チリ産) ・さとうきび(ブラジル、タイ、他海外産) ●砂糖 ・てんさい(北海道産) ●食塩(オーストラリア、高知産) ●香辛料 ・マスタード(カナダ産) |
添加物 | 無添加 |
内容量 | 300g |
賞味期限 | 購入時から半年ほど |
主な注意点 | ・卵アレルギーの人は食べられない ・有精卵と無精卵は栄養が変わらないので、有精卵であることにこだわる必要はない |
製造者 | 株式会社創健社 |
有精卵マヨネーズは、スーパーでも気軽に手に入るため、使いやすいマヨネーズです。
こちらについては、ネットとスーパーで価格の安い方を購入するのが良いかと思います。
少しだけ気になるところがあるとすれば、食用植物油脂[なたね油(オーストラリア)とべに花油(アメリカ又はメキシコ)]、さとうきび(ブラジル、タイ他海外)]など、卵以外の原料に外国産のものが多いところでしょうか。
外国産のものの品質は、どのような育てられ方をした食材なのか、日本産と比べて分かりにくところがネック。
ですが、松田のマヨネーズを切らしているときは、ぼくも良く使っているマヨネーズです。
ぼく自身、お腹を壊すようなこともなかったので、安心して使ってよいマヨネーズだと考えています。
株式会社創健社の有精卵マヨネーズの商品詳細ページはこちらとなります。
平飼い鶏の有精卵マヨネーズ(ムソー株式会社)
平飼い鶏の有精卵マヨネーズも、素朴で体に優しい味わいです。
また、市販のマヨネーズより若干すっぱめに感じました。
もしかしたら、市販の普通のマヨネーズを使っている人たちにとっては、最初は若干、物足りなさを覚えるかもしません。
けれど、使えば使うほど、慣れれば慣れるほど、この平飼い鶏の有精卵マヨネーズ(ムソー)の良さが分かってくるかと思います。
お腹が弱い人や、体が弱い人にもおすすめのマヨネーズです♪
商品名 | 平飼い鶏の有精卵マヨネーズ |
原材料(卵) | ●平飼い ・雌と雄がいて有精卵を産める環境 |
原材料(油) | ●なたね油 ・遺伝子組み換えではない ・圧搾一番しぼり ・国内製造 |
原材料(その他) | ●醸造酢 ・有機りんご酢 ・果実酢(瀬戸内レモン) ●砂糖 ●食塩 ●香辛料 |
添加物 | 無添加 |
内容量 | 290g |
賞味期限 | 購入時から半年ほど |
主な注意点 | ・卵アレルギーの人は食べられない ・有精卵と無精卵は栄養が変わらないので、有精卵であることにこだわる必要はない |
製造者 | 株式会社創健社 |
ムソー株式会社の平飼い鶏の有精卵マヨネーズの商品詳細ページはこちらとなります。
ムソーの平飼い鶏の有精卵マヨネーズの商品インフォメーションページ
秋川牧園のマヨネーズ
(出典:秋川牧園)
秋川牧園は、健康食品全般を取り扱っている牧場・農場です。
そのため、秋川牧園はマヨネーズだけでなく、卵、鶏肉、豚肉、牛肉や野菜まで取り扱っています。
ぼく自身も、日常的に秋川牧園で食材を取り寄せています。
特に、鶏肉、卵、マヨネーズについては、秋川牧園にお願いすることも多いです。
秋川牧園のマヨネーズは、とても濃厚です。
マヨネーズのコクとクリーミーなところが、から揚げやサラダなど、料理にとっても合うんですよね。
(ぼくは、グルテンフリー生活なので、から揚げは、米粉につけた鶏肉を自宅で揚げてます)
秋川牧園は、マヨネーズも良いですが、鶏肉の味もとても良いです。
商品名 | 秋川牧園のマヨネーズ |
原材料(卵) | ●平飼い・ケージ飼い ・ケージ飼いも他社と比べてゆとりあるスペース ・いずれも、自然の光が入る開放型鶏舎 ・鶏の配合飼料はすべて遺伝子組み換え不使用 ・トウモロコシはポストハーベスト農薬不使用 ・風味を損なう要因となる肉骨粉や油脂の飼料不使用 ・定期的に飼料の放射能検査がある |
原材料(油) | ●食用なたね油 ・遺伝子組み換えではない ・国内製造 |
原材料(その他) | ●りんご酢 ●砂糖 ●食塩 ●からし |
添加物 | 無添加 |
内容量 | 250g |
賞味期限 | 購入時から8か月ほど |
主な注意点 | ・卵アレルギーの人は食べられない |
製造者 | 株式会社秋川牧園 |
秋川牧園は、食品の汚染事情について理解が深い農園です。
そのため、ニワトリや豚や牛の餌や飼育環境などを非常に気にして育てています。
具体的には、動物にとって、少しでもストレスのない環境づくりを心掛け、投薬も無投薬、つくる食品も限りなく無添加を心掛けています。
また、秋川牧園は、魚などの食品も取り扱っており、秋川牧園自身が設けた独自の基準をクリアする安全な食品しか取り扱っていません。
秋川牧園は、お肉、卵、野菜、調味料など様々なものを購入・注文ができる総合的な牧園です。
当然、マヨネーズも非常に質がよくて、ぼくは、マヨネーズだけでなく、普段の食料品については、こちらで購入することが多いです。
若干、値段は高めですが、昨今、スーパーで普通に売っている食品の品質について、ぼくはもうあまり信用していないので、日ごろ、買うものについてはほとんどこちらで買っています。
【秋川牧園の特徴】
■鶏肉・卵・マヨネーズの味が良い♪
■小さな子供がいる家庭も安心・安全に食べられる
■放射能検査もばっちり♪
■豚肉や牛肉、牛乳、乳製品、野菜も安心
■自社で生産できない魚や調味料も生産者目線で厳選
■全国どこからでも申し込み可能
秋川牧園については、利用方法や食品のクオリティについては、以下の記事でも書いているので、もし興味があれば参照して頂けると幸いです。
卵アレルギーの人には卵不使用マヨネーズがおすすめ
ここまで、無添加のからだにいいマヨネーズをおすすめしてきました。
その上で、繰り返し説明しなければいけないことがあります。
それは、
多くのマヨネーズは卵が入っているので
卵アレルギーを持つ人は食べられない
ということです。
卵アレルギーを持っている人は、マヨネーズを食べても大丈夫なの?
という質問がよくあるのですが、これは残念ながら大丈夫ではありません。
卵アレルギーの人は、程度の差はありますが、卵を使用しているマヨネーズは避けた方が良いでしょう。
もし、卵アレルギーの人がマヨネーズを食べてしまうと、身体中が真っ赤になって発疹ができる、などのアレルギー症状が出てしまう危険があります。
(ぼくの息子も、重度の卵アレルギーなので、間違えて食べてしまうと大変です。全身に赤い発疹が出てきて大騒ぎとなります。)
繰り返しますが、自分自身やお子さんなど、家族の方に卵アレルギーがある人がいる場合、家庭内でマヨネーズの使用は注意して行ってください。
たとえ、平飼いの卵であろうと、どんなに良い原材料を使っていても、卵アレルギーの人はアレルギー症状が出てしまいます。
でも、だからといって、卵アレルギーの人が絶対にマヨネーズを食べてはいけないわけではありません。
実は、あるんです。
卵を使っていないマヨネーズが…!
卵アレルギーの人は、卵不使用のマヨネーズを使いましょう!
卵不使用(ノンエッグ)かつ添加物の入っていないマヨネーズを選ぶ
大事なことなのでもう一度いいます。
卵アレルギーの人は、卵の入ったマヨネーズは使えません。
ですが、卵不使用のマヨネーズなら、問題なく使うことができます。
ええ、そうなんです。
マヨネーズを諦める必要なんて、ないんですよ…!
ぼくの息子も、普通のマヨネーズを使うことができません。
息子は、卵が含まれるものを食べると蕁麻疹が出てしまいます。
なので、卵不使用のマヨネーズを使うことで、家族みんなで楽しい食事をしています。
卵アレルギーの息子のマヨネーズ使えない問題はこれで解決!(笑)
ちなみに、卵不使用のマヨネーズは、普通の卵でつくったマヨネーズとは違い、種類は少ないです。
なので、マヨネーズ選びにはさほど迷うことはないでしょう。
でも、その選び方には、やっぱり気を使う必要があります。
ノンエッグだからといって、すべての商品がからだにいいわけではないのです。
卵不使用マヨネーズにも良し悪しがあるので気をつけてくださいね。
やはり、大手のメーカーのノンエッグマヨネーズは添加物をいろいろ使っています。
たとえば、キューピーの卵を使っていないマヨネーズ『キユーピー エッグケア(卵不使用)』の原材料を見てみましょう。
(出典:https://www.kewpie.co.jp/products/product/mayonnaise/mayonnaise/4901577076534/)
【キユーピー エッグケア(卵不使用)の原材料】
・醸造酢
・食塩
・砂糖
・粉末状植物性たん白
・香辛料
・酵母エキスパウダー/増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)
・調味料(有機酸等)
・香辛料抽出物
(一部に大豆を含む)
キユーピー エッグケア(卵不使用)は、値段はとても安いので買いやすいです。
でも、酵母エキスパウダー、増粘剤など、いろいろと添加物が入っていることを考えると、少しばかり躊躇してしまいます……。
アレルギーとなる食物を避けるだけでなく、からだにもいいマヨネーズを食べたい、と考える人は、やっぱり、添加物が入っているマヨネーズは避けるのが無難です。。。
卵不使用でからだにいいマヨネーズを選ぶなら、
・植物性油脂などの原材料が安全であるもの
最低限、このあたりのチェックはしておきましょう。
では、ここでも、からだに悪いものが使われていない卵不使用マヨネーズを紹介していきたいと思います。
補足ですが、卵不使用のマヨネーズは、卵アレルギーの人だけでなく、厳格なヴィーガン(ビーガン)の人も使うことができます。
(厳密に言えば、ベジタリアンは卵を食べる人なので、卵入りのマヨネーズも食べられます)
卵不使用、添加物なしのおすすめ豆乳マヨネーズ
こちらの項目では、卵不使用で添加物も入っていない豆乳マヨネーズをおすすめします。
オーサワの豆乳マヨ
オーサワの豆乳マヨはちょっと価格は高めですが、クリーミーでコクがあって美味しいので、ぼくの家庭では愛用しています。
豆乳と白味噌と酢で、ここまでマヨネーズ感を出せるのはスゴイなと思いました。
酸味強めのマヨネーズを想像してもらえば良いかもしれません。
残念ながら、卵不使用のマヨネーズには、卵だけ抜いておけばいいんでしょ、みたいな適当なマヨネーズもあります。
そういったマヨネーズは、原材料を確認すると添加物がたくさん入っているので注意してくださいね。
オーサワの豆乳マヨは、そのあたりもしっかりしているので安心です。
オーサワの豆乳マヨは添加物なし。
からだにいいノンエッグマヨネーズを探している人にもおすすめです。
オーサワの豆乳マヨは、しばらく使っていないと、液体が分離してしまって、容器の口から液体だけが出てしまうのですが、それも、使う前によく振ってあげれば大丈夫です(笑)
商品名 | オーサワの豆乳マヨ |
原材料(卵) | ●不使用 |
原材料(油) | ●食用なたね油 ・遺伝子組み換えではない ・圧搾一番しぼり ・オーストラリア、国産 |
原材料(その他) | ●大豆(豆乳) 遺伝子組み換えではない ●りんご酢 ●有機白みそ ●食塩 ●メープルシュガー ●香辛料 (一部に大豆・りんごを含む) |
添加物 | 無添加 |
内容量 | 300g |
賞味期限 | 購入時から6か月ほど |
主な注意点 | ・大豆アレルギーの人は食べられない |
製造者 | オーサワジャパン株式会社 |
卵が使われていないマヨネーズというと、コクがないマヨネーズをイメージしがちですが、オーサワの豆乳マヨに限ってはそんなことはありません。
オーサワの豆乳マヨがあれば、卵アレルギーの人も、マヨネーズを使える分、豊かな食生活を送ることができるでしょう。
オーサワの豆乳マヨは、和洋中といろいろな料理に合うだけでなく、砂糖も不使用。
とても健康的なノンエッグマヨネーズなので、太ることを気にする人にもおすすめのマヨネーズです。
【まとめ】安心して食べられるマヨネーズを求めて
いかがでしたでしょうか。
本記事では、無添加のマヨネーズだけでなく、卵不使用のマヨネーズまで紹介しました。
それでつくづく思うのは、やっぱり、ぼくはマヨネーズが大好きなんだな、ということです。
マヨネーズは、やっぱり、美味しい♪
マヨラーであることに幸せを感じています。
添加物を気にしてマヨネーズを避けていた時期もありましたが、この記事で紹介したマヨネーズたちのおかげで、再び、我が家の食卓にマヨネーズが戻ってきました……!
繰り返しになりますが、市販の安く手に入るマヨネーズは、あまり健康に良いとは言えません。
率直に言えば、からだにわるいと思います。
安いマヨネーズは、添加物がたっぷり含まれていたり、不健康な環境で育った鶏の卵や遺伝子組み換え作物由来の植物油が使われていたりします。
そんなマヨネーズを食べ続けていると、お腹を頻繁に壊すようになったり、体調が悪くなって寝込んだり、大きな病気にかかる可能性を自分から上げてしまうことになります。
マヨネーズは、いろいろな料理に合いますよね。
だからこそ、マヨネーズが冷蔵庫に入っていない家庭は少ないはずです。
マヨネーズなら、から揚げだけでなく、サラダやツナマヨ、エビマヨ、パスタなど、料理にちょっとしたアクセントをつけてくれます。
育ち盛りのお子さんのなかにも、マヨネーズの味が大好きな人はたくさんいるはずです。
だからこそ、そんな子供たちの口に入るマヨネーズに、間違いがあってはいけないのです。
当サイトの記事が、からだにいいマヨネーズを探している人たちの役に立ったら嬉しいです。
マヨネーズ以外のおすすめ調味料
マヨネーズだけでなく、ほかのからだにいい調味料の選び方やおすすめを知りたい人は以下の記事もおすすめです。
おすすめの醤油が知りたい人 → 無添加のおすすめ醤油
おすすめの味噌が知りたい人 → 無添加のおすすめ味噌
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