最近、えごま油が健康にいいとテレビやネットで注目されています。
えごま油には、オメガ3のα-リノレン酸が多く含まれており、これは人にとって必須の栄養素なんです。
えごま油の効果・効能は以下の通り。
【えごま油の効果】
⬛アンチエイジング
⬛ダイエット
⬛ガンや認知症、糖尿病など病気の予防法
かなりざっくりですが、えごま油を飲むのは健康に良いとされています。(ただし、酸化しやすい油なので、加熱調理するものには使用せず、生の状態で飲んだり、ドレッシングに使うのが望ましいです)
でも、そんな風に注目されているえごま油ですが、本当に健康に効くのかな、効果あるのかな??と疑問に思ったので、本当に効果があるえごま油がどれなのか、いろいろ試してみることにしました。
使ってみたえごま油一覧
カホク えごま油(100g)
まずは、良い油を売っているといえば、ここ。
鹿北製油のえごま油から。
実は、既に市販のえごま油を試していて、このカホク えごま油の方が、味が濃い気がします。
このえごま油は、外国産のえごま油ですが、これでも、十分効果があると思いました。
そもそもえごま油って何なの?
えごま油は健康にいい、美容にもいいと言われまくっていますが、そもそも、えごま油って何なのでしょうか。
エゴマはシソ科の一年草です。
シソとは同種の変種で、東南アジアが原産とされています。
日本では、地方名でジュウネンと呼ぶ地域もあり、その名前の理由は、食べるとさらに十年長生きできるからだとか(笑)
えごま油は昔から使われていた
えごま油は、種子から絞った油です。
食用だけでなく、乾性油であることから、防水性がある塗料として、油紙や番傘などにも使われています。
じつは、中世末期に菜種油が普及するまでは、日本の植物油と言えばエゴマ油がメジャーでした。
灯火にもえごま油が使われ(今の基準では、なんと勿体ない!!)、その需要は非常に多かったようです。
なので、安定的に供給し続けるために、油座という組織も作られました。
しかしながら、菜種油が普及するにつれ、次第にえごま油の需要は少なくなっていき、その知名度も低くなっていきました。
そして、1990年代後半以降には、エゴマ油が人体に不可欠な必須脂肪酸α-リノレン酸を多く含んでいるということで、再び、注目を浴びることになる、と……。
えごま油という油をぼくは聞いたことがなかったので、きっと、外国で飲まれている油なのだろうと思ってましたが、じつは、日本でも馴染みのものだったのですね。
コメント